英語学科 大平 さくら(実習先:公益財団法人フォーリン・プレスセンター)
2020年度「グローバルインターンシップ(短期)」参加
私は、公益財団法人フォーリン・プレスセンターで6週間インターン活動をさせて頂きました。
インターンシップ科目に応募したきっかけは、将来何をしたいかについて漠然としたイメージしかなく、自分が将来のためにどのような準備が必要か、また、働くとはどういうことなのかについて考える必要があると感じたからです。
具体的な仕事内容としては、英米の主要紙の中からどのような対日報道がされているかをモニタリングし、寄稿した記者の名前、記事のジャンル、内容の要約などをまとめ、毎朝全職員の方々に共有をすることをルーティンとして行っていました。他にも、職員の方々のミーティングに参加、プレス・ブリーフィングの傍聴、議事録作成補助、プレス・ツアーの企画書の作成など、非常に多岐にわたる仕事を経験させて頂きました。
これらの仕事を通して、自分が今まで強みだと感じていた語学の面では、自分の得意とする分野とそうでない分野によって語彙の量が異なり、足りない分野に関してはより勉強が必要だと感じました。また、対日報道のモニタリングでは、日本に対して英米の記者はどのようなイメージを持っているのかを改めて知る良い機会になりました。他にも、対日報道を通して、「海外から見た日本」、そして、日本政府が「世界に発信していきたい日本」についても知ることができ、改めて、間をとりもつフォーリン・プレスセンターが橋渡しとしてとても重要な役割を担っているのではないかと感じることが出来ました。
今回の実習は、残念ながら全てオンラインで行われましたが、職員の方々の手厚いサポートのおかげで、非常に充実した経験をすることができたと感じています。このインターンによって、働くことや、これから伸ばしていくべき自分の得意分野について考え、将来の選択に活かせることを沢山得られました。