2023年度(第4回)教皇フランシスコ来学記念表彰について

2023年5月1日
上智学院理事長 アガスティン サリ
上智学院カトリック・イエズス会センター長 李 聖 一

教皇フランシスコの来学(2019年11月26日)の記憶を永くとどめるため、上智学院は2019年度末に「教皇フランシスコ来学記念基金」を創設しました。この基金の目的は、教皇フランシスコのメッセージ『叡智の座の大学で学ぶ者へ』の中に込められている様々な課題への取り組みを支援することにあります。貧困や社会的弱者の課題、多文化共生社会の実現や、SDGsなどに取り組む教育・研究活動、学生・生徒活動への支援をより強化するとともに、基金の目的に適う特別奨学金制度も準備しています。

この基金による事業の一つとして、2020年度に記念表彰制度を設立しました。既に上智学院の各校では、「For Others, With Others」の教育精神のもと、こうした取り組みが活発に行われてきましたが、本制度は教皇フランシスコの来学を機に、そのメッセージを体現する活動を広く学内外に共有し、さらに促進するため表彰を行うものです。

2023年度(第4回)の表彰は、下記の要領にて公募し、選考委員会の審査を経て実施いたします。ぜひとも、様々な取り組みについて、応募くださるようお願いいたします。

応募要領

1.表彰対象

上智学院及び設置する各校の生徒、学生、教職員、卒業生が取り組んでいる、教皇フランシスコのメッセージを体現する教育研究活動、課外活動、業務実践などの諸活動。
*開始時期は問わないが、2023年に取り組みを実施しているもの。
*過去に応募実績がある団体(或いは個人)の場合、教皇フランシスコのメッセージに込められた課題への取り組みが、新規且つ規模の大きな事業/活動であること。

表彰事業例:
(1) 貧困者及び社会的弱者を支援する事業
(2) 移民及び難民を支援する事業
(3) 多文化共生社会の実現にかかわる教育研究活動
(4) SDGsにかかわる教育研究活動
(5) 若者とともに歩む教職員の実践的活動
(6) イエズス会使徒職全体の方向づけ(UAPs)にかかわる諸活動
(7) 教皇来日来学時のメッセージを体現するための諸活動

2.応募資格

(1) 自薦の場合:上智学院及び設置する各校の生徒、学生、教職員。学院の設置する事業会社社員、卒業生、後援会員、イエズス会員が構成員に含まれることも可。
(2) 他薦の場合:上智学院及び設置する各校の生徒、学生、教職員による推薦とする。
推薦対象には、卒業生、後援会員など、学院及び各校と関わりのある活動を含む。

3.応募期間

2023年12月11日(月)~2024年1月9日(火)

※詳細は、応募要領をご確認ください。


問い合わせ先

上智学院カトリック・イエズス会センター【教皇フランシスコ来学記念表彰担当】
catholic-co@sophia.ac.jp