基盤教育センター身体知領域の今若 太郎 助教が東京体育学会の若手研究助成事業に採択
基盤教育センター身体知領域の今若 太郎 助教が東京体育学会の「令和7 年度若手研究助成事業」に採択されました
■研究課題:
「女子野球投手の球質評価と球質向上への試み」
■研究概要:
本研究は,女子野球投手を対象に①球速や球質(回転数,回転軸方向など)を明らかにすること,②球質向上トレーニングに一定期間取り組んだ後の球質変化について検討することを目的とする.野球の指導現場において投手を評価する際,球速や変化球,制球力などに加え「球質」にも注目されることが多い.これまで投手が投じたボールの球質を明らかにした研究は複数存在するが,女子野球投手の球質を明らかにした研究は非常に少なく,また,球質を向上させるトレーニングの効果についての検討はなされていない.女子野球の競技人口は近年急激に増加しているものの,その約半数が高校入学以降に競技を開始しているという現状にある.本研究の遂行は,女子野球投手の球質に関する指標の作成や新たに投手を始めた選手に対する効果的なトレーニング方法の立案などに繋がり,女子野球界の発展に資する知見となると考えられる.
■研究担当者(所属・職位・氏名):基盤教育センター身体知領域 助教 今若 太郎
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URLアドレスhttp://tokyo-taiikugakkai.jp/