理工学部機能創造理工学科の田中 秀岳 准教授がマザック財団の研究開発助成に採択

理工学部機能創造理工学科の田中 秀岳 准教授が、公益財団法人 マザック財団「2022年度研究開発助成」に3月15日に採択されました

研究課題:

「炭素繊維強化樹脂の放電援用旋削加工用工具の開発」

研究概要:

 本研究は従来の材料に変わり適用範囲が増えている炭素繊維強化プラスチック(CFRP)棒材への精密切削加工を行う方法として,切削加工と放電加工を組み合わせたハイブリッド加工である「放電援用旋削加工(EDAT)」を提案している.被削材である炭素繊維の残存繊維の発生を抑制して, 工具摩耗を低減させる加工方法の確立を可能としている.先行実験により,放電加工を施した後に通常旋削加工をすることで, EDATプロセスによる残存繊維の抑制及び工具摩耗の低減が可能であることが示されている.本研究ではNC旋盤でのUD材CFRPに対する放電援用加工を行うため,気中放電可能な制御回路及びEDAT用工具システムの開発を行う.

■研究担当者(所属・職位・氏名):理工学部機能創造理工学科 准教授 田中 秀岳

・上智大学教員教育研究情報データベースはこちら

◇助成団体・助成制度の詳細はホームページをご参照ください。 URLアドレスhttp://www.mazak-f.or.jp/05.html