理工学部物質生命理工学科の近藤次郎教授が、JAXAが公募する「国際宇宙ステーション『きぼう』利用高品質タンパク質結晶生成実験基盤研究利用制度(2025B期)」に採択されました

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「国際宇宙ステーション『きぼう』利用高品質タンパク質結晶生成実験基盤研究利用制度」において新規課題の採択を決定し、本学より以下の課題が重点テーマとして採択されました

■研究課題:創薬標的RNAの微小重力結晶化

■研究概要:

 我々生命の設計図であるDNAから転写されて生じるRNAには、さまざまなタンパク質を合成するための情報が書き込まれています。そこで、このRNAを標的とした医薬品を作ることで、病気に関連するタンパク質の合成を抑え、病気を治療することが可能になります。当研究室では、X線結晶解析という手法を使ってRNAの立体構造を詳しく観察しながらRNA標的医薬品を合理的にデザインすることに取り組んでいますが、これを実現するためにはRNAの良質な結晶が必要になります。国際宇宙ステーション「きぼう」実験棟では、無重力環境下でRNAを結晶化させることができるので、地上では調製が難しい高品質の結晶の取得が可能になります。このような貴重な結晶試料と、放射光施設で得られる強力なX線を利用することで、RNAの分子構造を詳しく観察し、精度の高い医薬品設計を目指します。

■研究代表者: 理工学部物質生命理工学科 教授 近藤 次郎

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◇本公募の詳細は、JAXAのホームページをご参照ください。