対日理解促進交流プログラム「MIRAI」~平和構築~の交流イベントを開催しました
2024年2月16日(金)、アルバニアやボスニア・ヘルツェゴヴィナといった西バルカン諸国の学生や社会人14名の青年団が来校し、本学四谷キャンパスにて、対日理解促進交流プログラム「MIRAI」~平和構築~の交流イベントが開催されました。
交流イベントでは総合人間科学部教育学科小松太郎教授の歓迎の挨拶から始まり、上智大学の紹介が行われ、続く青年団と上智大生とのグループセッションでは「教育にダイバーシティは必要か」というテーマのもと、活発なディスカッションが展開されました。
中でも、各グループでのアプローチ方法が多様であったことが印象的であり、ダイバーシティとは何かと前提を問うグループ、ダイバーシティを教育に円滑に含めるための段階的な施策を考えるグループなど様々な意見が交わされ、とても興味深いものとなりました。
グループセッションの後は、学生食堂にて昼食を共にし、その後キャンパス内の紀尾井亭を見学。紀尾井亭の日本風の建築は青年団にはとても好評であり、上智大生にとっても貴重な経験となったようです。
最後にはいくつかのグループに分かれ、上智大学のおすすめスポット等のキャンパスツアーを行いました。歴史の長い1号館の廊下では記念撮影会が行われたり、青年団の中には自国の大学と比較して広くて大きい大学だと驚いた様子の学生もいました。
今回の交流イベントは、上智大生と西バルカン諸国の青年団が相互に各地域への理解を深めるとともに、知の拠点である大学で「教育の未来」を考える貴重な機会となりました。