海外協定校などからの来訪【2025年1月】
2025年1月にグローバル教育センターへ来訪した協定校や国際機関を紹介します。
■グラナダ大学 2025/1/6~10
1月6日(月)より5日間の日程で、スペインのグラナダ大学(Granada University)のMs. Maribel Morales(International Mobility Programmes Manager)とMs. Virginia Salazar Lopez(Financial Manager, International Relations Office)がEU(欧州連合)による教育研究モビリティ支援プログラムである「エラスムス・プラス」(Erasmus +)の職員研修プログラムで来訪されました。
グラナダ大学は1531年にカール5世によって設立された公立大学です。約8万6千人の学生が在籍する、スペインで4番目の規模を持つ総合大学であり、本学とも2019年に交換留学協定を締結以来、良好な関係を築いています。
お二人は訪問期間を通じて、グローバル教育センターとの事務部署ミーティングやキャンパスツアーなどに参加し、本学の国際交流に関する理解をより深めました。また、外国語学部イスパニア語学科の開講科目「西・西米文学史」や受入留学生に対する日本語クラスを見学するなど、積極的に本学での滞在を充実したものにする様子が見られました。
今後も「エラスムス・プラス」を利用した相互交流が一層幅広いものとなることが期待されます。
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■輔仁大学 2025/1/8~2/4
1月8日(水)から約1か月にわたりUnited Board for Christian Higher Education in Asia(以下、United Board)の「UBフェロープログラム」で、台湾の輔仁大学(Fu Jen Catholic University)のDr. Christine Hsiu-Chin Chou(Associate professor and Director of Graduate Institute of Cross-Cultural Studies)が来訪されました。United Boardは、1922年に設立されたアジアのキリスト教系大学での全人格教育を支援する国際的教育団体であり、「UBフェロープログラム」はアジアの大学に所属する中堅教職員や管理職を対象としたリーダーシップ育成を行うプログラムです。また、輔仁大学は1925年創立の台湾の新北市に所在する本学の協定校で、語学教育に定評があり、台湾で最難関校の私立大学のひとつとして知られています。
Dr. Christineは輔仁大学ではキリスト教文学を専門とし、本学滞在中は神学部教員の指導のもとリサーチを行い、アイデアやノウハウをやりとりする中で、自身の研究をより深めることが出来たとのことです。また、中国語教育にも造詣が深く、本学の言語教育研究センターを訪れた際には熱心に質問する様子がうかがえました。
上智大学ではこうした学術交流が盛んに行われており、グローバル化社会における教育活動のための相互理解や課題解決に、ますます重要な役割を果たしていくと思われます。
■トゥール大学 2025/1/24
1月24日(金)にはフランスのトゥール大学(University of Tours)のProf. Thomas Sigaud(Assistant Professor of Sociology and Dean of the Faculty of Arts and Human Sciences)が来訪されました。トゥール大学は1969年創立の公立の総合大学であり、パリから電車で約1時間のトゥール市に立地しています。
今回の面会では、外国語学部フランス語学科の牧陽子准教授を交え双方の留学生の受入体制に関する情報交換を行い、本学との交換留学協定締結の可能性を探る良い機会となりました。
今後も交流を続け、協定締結に向けてやり取りを進める予定です。
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