海外協定校などからの来訪【2025年5月】
2025年5月、上智大学グローバル教育センターには、世界各国の協定校や国際機関から多くの来訪がありました。
来訪校一覧(一部抜粋)
・University of Southern-Eastern Norway(ノルウェー)
・Arizona University(アメリカ)
・RMIT(Royal Melbourne Institute of Technology)(オーストラリア)
・The Chinese University of Hong Kong , Shenzhen(香港)
・Mahidol University(タイ)

各大学との面会では、学生交流プログラムの拡充、ダブルディグリーや短期研修の可能性、研究連携の促進など、多岐にわたるテーマについて活発な意見交換が行われました。
このような毎月の面会は国際的な連携・協働を深める貴重な機会となり、今後の上智大学の教育・研究交流のさらなる発展が期待されます。
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また、グローバル教育センターでは、海外の大学などの教育機関からの学生グループの訪問を受け入れ、上智大学の教育やキャンパスライフについて理解を深めていただくための大学紹介やキャンパスツアーを行う機会もあります。5月は以下の2校からの来訪がありました。
・Washington and Jefferson University(アメリカ)
・Winona State University(アメリカ)

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一方、近年、海外の大学や教育機関の教職員が様々な枠組みを通して行う研修プログラムの舞台として本学が選ばれるケースが増えています。
■De La Salle University(United Board for Christian Higher Education in Asia)
United Board for Christian Higher Education in Asia(アジア・キリスト教高等教育連合理事会。以下、UB)はアジア地域におけるキリスト教系高等教育機関の発展と連携を支援する国際的な非営利団体です。1922年に設立され、現在はニューヨーク、香港、チェンナイに拠点を持ち、アジア各国の大学と協力しながら、「全人教育(Whole Person Education)」の理念に基づいた教育の推進に取り組んでいます。
今回はその中の「UBフェロープログラム」の一環で、フィリピン・マニラにあるDe La Salle University(デ・ラサール大学)化学工学学部のKathleen B. Aviso 教授が2025年4月21日~5月21日の間、本学において滞在し、研究活動を行いました。Aviso先生は本学の様々な教員や学生と交流し、ご自分の研究を深める活動を行われました。また、神学にも深い造詣をお持ちであり本学神学部の教員などとの交流も積極的に行われていました。

- University of Loyola, Andalucia(Erasmus+)
Erasmus+はEU における学生の流動化の促進を目指す1987年に設立のエラスムス計画に基づき、2021年から2027年までの期間、欧州連合(EU)が提供する教育・訓練・青少年・スポーツのためのプログラムです。世界中の大学生、博士号候補者、大学職員、および教育機関に幅広い教育の機会を提供しており、留学や交流を支援しています。
今回は スペイン・アンダルシア地方にあるUniversity of Loyola, Andalucia(ロヨラ大学アンダルシア)のJavier Lozano Delmar教授が本制度を利用して本学にて滞在されました。Delmar教授はご専門が映像メディアと広告であり、本学の新聞学科の教員との面会やテレビセンターの見学などを行いました。またポップカルチャーやメディアの研究を行っている本学の教員数名とも面会を行い、熱心にメモをとる様子がうかがえました。
上智大学は、UBやErasmus+の理念に共感し、長年にわたり連携を深めてきました。
グローバル教育センターでは、今後も世界中の大学・機関との連携を深め、学生・教職員の国際的な学びと成長を支援してまいります。