海外協定校などからの来訪【2025年7月】
2025年7月にグローバル教育センターへ来訪した協定校や国際機関を紹介します。
- Rose-Hulman Institute of Technology
7月2日(水)、アメリカのRose-Hulman Institute of Technology(ローズ・ハルマン工科大学)からMs. Katherine S Hammett,(Chief Director, Center for Global Engagement)、Dr. Eva Andrijcic( Associate Professor of Engineering Management)、Ms. Kristen Merchant,(Associate Director of the Union and Student Activities )が来訪されました。今回は本学での受入留学生に対する授業やサービスについての情報アップデートや交換留学に関しての話し合いを目的としての訪問であり、当センターで面会を行いました。
Rose-Hulman Institute of Technologyはアメリカ合衆国インディアナ州テレホートに位置する、科学技術系の教育に特化した私立の工科大学です。USニューズ&ワールド・レポート誌の「優れた科学技術系の学部プログラムを持つ大学」部門で、長年にわたり全米1位を獲得しており、本学とは2019年に交換留学協定を締結しました。
当日の面会では、交換留学に関する情報交換とともに、将来に向けた連携の活性化についての話し合いも行われました。双方での両大学のプロモーションなど、これからの協力体制の強化が期待されます。

■Creighton University
7月3日(木)にはアメリカのCreighton University(クレイトン大学)からProf. Joseph C. McClanahan(Chair, Modern Languages and Literatures)と海野恵美子先生(日本語学)が来訪され、来る秋にCreighton Universityで行われるIntensive English Language Instituteプログラム(英語集中コース)に参加予定の本学の学生と交流会を行いました。
Creighton Universityは、1878年創立のネブラスカ州オマハ市にキャンパスを構えるイエズス会系の私立総合大学です。本学とは1966年に交換留学協定を締結後、約60年にわたり毎年活発な学生交流が行われていることに加え、2017年以降は交換留学に加え英語集中コースへの本学からの派遣も行っています。
当日はまず両先生からCreighton University についての概要説明があり、その後学生からの質問に先生方が答える形で交流会は進められました。学生からの多くの質問に対して真摯に答える両先生のお話に、学生たちは一生懸命耳を傾け、渡米への不安を払しょくする様子がうかがえ、最後は和やかな雰囲気の中、秋の再会を約束しました。

- Pace University
アメリカのPace University(ペース大学)の学長であるDr. Marvin Krislov, President が7月22日(火)に来校され、本学の飯島副学長と当センターのスタッフとの面会を行いました。
Pace Universityは1906年創立、ニューヨークの中心に立地するビネススクールを中心とした私立大学であり、本学とは2005年に交換留学協定締結後、毎年順調に交流を続けています。
今回は学長にとっては初の本学訪問であり、互いの情報のアップデートが目的でしたが、全米ランキング1位の実績がある先方のロースクール内にある環境法プログラムと本学の関連研究科との連携の可能性を模索するなど、今後を見据えての話し合いも行われ、とても有意義な面会となりました。
- University of Luxembourg(Summer Session Program)
7月は7日から22日の日程でグローバル教育センター主催のSummer Session for East Asian Studies(サマーセッション)が実施され、本学協定校であるUniversity of Luxembourg(ルクセンブルク大学)からも学生12名が参加しました。上智大学のサマーセッションは、海外の大学に在籍する学生を対象に、毎年夏に開催される英語による3週間の短期プログラムです。このプログラムでは、参加者は日本および東アジアの社会、経済、文化などに関する科目を英語で学び、これまで世界中から延べ1,000人以上の学生が参加しており、国際的な教育交流の場として高い評価を受けています。
University of Luxembourg とは交換留学協定を2016年に締結して以来、学生交流が続いているほか、短期教員交換やサマーセッションへの学生の参加など長期の交換留学以外でも活発な交流が行われています。
サマーセッションでは英語での授業の受講に加え、上智大学の学生との交流イベントや寿司づくり体験、茶道体験などといったオプショナルツアーへ参加するなど、学生たちは充実した時間を過ごした様子です。
そして、最終日のフェアウェルパーティーでは世界中から集まった学生たちと連絡先の交換を行う姿や互いを称えあい別れを惜しむ姿が印象的でした。
グローバル教育センターはこれからもこうしたプログラムの開催を通じて積極的に海外から学生を受入れ、学生の国際交流やモビリティの活性化をお手伝いします。
