2023年8月21日～26日に「第29回ASEACCU（東南アジア及び東アジアカトリック大学連盟）会議」がフィリピン・バギオ市で開催され、2名の学生と2名の教職員が本学から参加しました。本会議は、ASEACCU加盟大学からの学生や教職員が参加し、毎年異なるテーマに対し、カトリック教育の観点から学びを深め、国境を越えたグローバルゴールの達成を目的としています。

今年度のテーマは「Global Goals in the Care of our Common Home: A Catholic Response」。
フランシスコ教皇による「回勅：ラウダ―ト・シ ※」を基に、持続可能な社会のため、カトリック大学が担うべき使命について様々な講演やディスカッションが行われました。Student Lectureでは、学生は複数のグループに分けられ、国連SDGsに基づいたワークショップを行いました。
設定された短い時間の中で「目標設定」「議論」「発表」の3つを行い、高いレベルで行われるディスカッションに参加しながら、グローバルリーダーとしての意識を学ぶ様子が印象的でした。「Think globally, act locally」という一つのスローガンのもと、参加学生達は本会議で培った学びをそれぞれの地域において還元し、グローバルゴールを達成していくことを目指すとして、Student Lectureは締めくくられました。

本会議はコロナ禍を除き、毎年実施され、来年度はオーストラリア・シドニーで開催されることが決定しています。アジア地域を超えた、よりグローバルな環境の中で学びを深めたい方は是非、参加を考えてみてください。

※教皇が全教会の司教や信者に向け、教会全体の重要問題について書き送るラテン語の文書。環境問題に言及した回勅は史上初めて。

ASEACCUについてより詳しく知りたい方は
https://aseaccu.asia/
https://aseaccu.asia/2023/#about