セント・ジョセフ大学が、本学の東大作教授による講演会・セミナーを開催しました。
2018年2月22日、レバノンの首都ベイルートにあり、上智大学との連携校でもあるセント・ジョセフ大学が、本学の東大作教授による講演会・セミナーを開催しました。
本セミナーは、上智大学と、レバノンでも最も大きな私立大学であるセント・ジョセフ大学の連携や協力を促進するための、最初のイベントとして開催されました。
講演では、東教授がまず、「平和構築と調停における包摂性の課題:〜南スーダン、東ティモールとシリアを例に〜」をテーマーにした講演を行いました。東教授は、現在調査を行っている南スーダンや東ティモールやシリアなどのケースを例に、平和構築のプロセスの中で、包摂的な政治プロセスを実現することが、非常に重要であることを強調しました。
会場には、セント・ジョセフ大学の学長や、教授陣、そして学生や市民など150名近い聴衆が参加し、活発な討論や議論が行われました。
セミナーの後は、東教授を囲んで、セント・ジョセフ大学の政治学部の教授陣が会食会を催し、今後の更なる連携や協力について意見を交わしました。上智大学とセント・ジョセフ大学では、今年10月にも今度は日本でイベントを開催する予定です。