基盤教育センター長 挨拶
- 重要なお知らせ
基盤教育センター長 大塚 寿郎

上智大学の「基盤教育」は、専門科目を学ぶ前の基礎教養教育ではありません。グローバル化や技術革新により社会が急速に変化し、将来を予測することが不可能な時代にあって、個人も組織も常に学び続けることが求められます。生涯学び続けるための基盤を在学中の4年間を通して身につけること、これが上智大学の考える「基盤教育」です。
キリスト教ヒューマニズムに基づく「他者のために、他者とともに」という大学の教育精神に表された人間存在への眼差しを基礎に据え、多角的な視座から事象を読み解き、問いを立て、批判的に考える力、多様なバックグラウンドを持つ他者とのコミュニケーションをとる力、これまで積み上げられてきた知に学びながらも、将来を展望し、新しい知を創造する力を養うことを「基盤教育」は目指しています。
基盤教育センターは、この教育目標を実現するために、全学共通のコア科目を提供するとともに、各学科の専門科目と、学部学科、言語教育研究センター、グローバル教育センターが提供する全学共通科目とを有機的に連携させたカリキュラムを設計・運営する全学組織です。
センターは、全学共通科目の各カテゴリーを管轄する、「キリスト教人間学」「身体知」「思考と表現」「データサイエンス」「展開知」の5領域と、新しい教育方法の開発や啓発活動を行う「教育開発領域」の6領域で構成されています。その他、学生の主体的学修を支援する「ライティング・ラボ」や「データサイエンス・クリニック」といったサービスも提供しています。
変動し続ける将来を見据え、必ずしも解のない課題に向き合い、よりよい世界を作るための主体的な学びの基盤を学生たちが身につけるためにはどうしたらいいのか、基盤教育センター自体も学び続けながらよりよい教育を目指していきます。
このページの内容についての
お問い合わせ窓口
- 担当部署名
- 基盤教育センター
- 連絡先
- 03-3238-4600
- お問い合わせ窓口
- 2号館1階