ライティング・ラボについて
上智大学ライティング・ラボは、みなさんの文章執筆のサポートをする場所です。みなさんが「自律した書き手」になることを支援します。
ライティング・ラボでは、各種授業レポートや、研究発表の原稿など、大学で作成するあらゆる文章の相談を受けつけます。また、書き始める前の構想の段階から、一度書き終えたあとの推敲の段階に至るまで、どのような段階での相談でも構いません。レポートや論文のような文章を書くのが初めての方、少し苦手だと思っている方の利用も歓迎します。
私たち相談員はみなさんの授業教員や指導教員ではありませんので、みなさんの文章について、添削したり、採点をしたり、評価したりすることはありません。私たちは文章執筆の伴走者として、みなさんが今よりもよい文章を書けるようになることを目指して、一緒にみなさんの文章執筆について考えます。
文章は、ひとりで書いていると気づかないことがたくさんあります。積極的に他者の視点を取り入れて、自分の文章執筆の現在位置を知ることは、とても重要です。ですから、私たちはみなさんにぜひライティング・ラボを積極的に利用してほしいと思っています。
一方で、相手に任せきりになってしまうと今度は、自分の書きたいことがかえって失われてしまったり、次の文章執筆につながらなかったりという問題も起こります。ライティング・ラボは、このバランスの中で、みなさん自身が、自分の文章について、自分で気づき、自分で判断することができるようになるまで、その過程そのものを支援したいと考えています。
【開室の要綱】
・月、水、金の11:00~15:05にオープン(ただし、金は14:20まで)
・予約制
・1回のセッション:40分
・相談時の使用言語:日本語
・相談する文書の言語:日本語
・場所:3号館1階3-113(MAP)
【ライティング・ラボ利用の注意点】
以下の趣旨に全て同意いただける場合のみ、ライティング・ラボを利用できます。
- ライティング・ラボは、添削ではなく対話を通して「自律した書き手」としての能力を磨く場所です。相談員は問いかけを通じて、みなさんと一緒に課題について考えていきますが、最終的な選択と判断は書き手であるみなさんに任されています。
- ライティング・ラボは、授業課題の相談を歓迎しますが、その課題の好成績を保証することはできません。
- 相談員は、経験を積んだ書き手として、あらゆる分野の課題について、みなさんの相談に乗りますが、専門分野の知識の提供や、専門的な見解の正しさの判断は行いません。
- 卒業論文・修士論文・博士論文についての相談も受け付けますが、ライティング・ラボはあくまで文章執筆についての相談の場であり、研究指導は行いません。研究指導については自身の指導教員にご相談ください。
- ライティング・ラボは上智大学の在学生(学部生・大学院生)のみ利用することができます。
- ライティング・ラボは、対話でのやり取りを重視しており、メールでの相談は受け付けていません。
- 相談員の指定はできません。
【利用の流れ】
1. 予約フォームから記入(学生)
2. 予約確定メールが自動配信されます。
3. 予約した日時にお会いしましょう!
- キャンセルが必要な場合は、予約確定メールに記載されている「確認ページ」から申請してください。
- キャンセル申請は原則として、希望日の前日17:00までに行ってください。やむを得ない理由でその後キャンセルをしなければならない場合は、予約確定メールに記載されている「メールアドレス」にできるだけ早く連絡してください。
- 当日20分以上遅れた場合は、セッションを受けることはできません。
- 事前のキャンセル申請なしの欠席が続いた場合、今後の利用をお断りすることがあります。