1-6-1　進路状況（学部）

2023年度の進路の把握率は卒業生の 98.3％。
企業の求人意欲の回復に伴い就職を希望する学生の就職率は、2020年度から4年連続で増加している。

学部・文系：理工学部以外
学部・理系：理工学部

1-6-2　業種別就職状況（学部）

「情報・通信」が全体の就職者の1/4を超えた（25.9％）。神学部や文学部でも1/3前後の学生が「情報・通信」に進んでおり、人気のコンサル業界に進む学生も少なくない。学部別の傾向としては、「教育」では神学部、「製造」では法学部・理工学部、「調査・専門サービス」と「金融」では経済学部、「卸・小売り」では外国部学部の割合が比較的高い。
なお、「その他」に分類されているのは、サービス業、医療・福祉、電気・ガス等であり、総合人間科学部が多いのは、看護学科生の大多数が医療系に進むことによる。

1-6-3　進路状況（大学院）

就職希望者のうち就職した大学院生の割合は昨年より3ポイント上がった。理工系の大学院では「製造」がついに過半数を割り、人気の「情報・通信」が約3割に上った。

大学院・文系：理工学研究科以外の博士前期課程、修士課程
大学院・理系：理工学研究科博士前期

1-6-4　国家公務員等試験合格者数

全国的な国家公務員志望者の減少傾向が続いており、本学の志望者、合格者数も微減している。看護師、保健師資格は、看護学科の完成年度となった2014年度より合格者が出ている。
また、助産師は、助産学専攻科の1期生が修了した2016年度より統計を開始した。

1-6-5　東証プライム上場企業への就職状況

民間企業へ就職した学生の内、東証プライム企業への就職は、学部文系33.7％・学部理系41.2％・理系大学院で53.2％となった。
2021年度までは東証一部上場企業への就職者数、2022年度からはプライム市場上場への就職者数をカウントしている。プライム市場の上場企業数は一部上場企業数より少ないため(※)、学部では上場企業者の就職割合は低くなっている。

※2022年3月の一部上場企業数2,176社、2024年3月のプライム上場企業数1,651社

1-6-6　進路に関する満足度

進路に関する満足度については、進路届の任意の回答項目となっていたが、2020年度より必須項目とした。「満足」あるいは「やや満足」と回答したのは、学部生で86.9％で昨年より微増、大学院生で80.7％で2.1ポイント減となっており、全体的な満足度は前年度を上回った。
留学経験者の就職満足度は特に高く、91.7%となっている。