1-6-1 進路状況(学部)

2022年度の進路の把握率は卒業生の 97.4%。
企業の求人意欲の回復に伴い就職を希望する学生の就職率は、2020年度から3年連続で増加している。

学部・文系:理工学部以外
学部・理系:理工学部

1-6-2 業種別就職状況(学部)

「情報・通信」が3年連続で増加し、全体の就職者の1/4を超えた(26.9%)。その影響で、「製造」「金融」は3年連続で微減している。学部別の傾向としては、「調査専門・サービス」では神学部、「製造」では総合グローバル学部・理工学部、「金融」では法学部・経済学部、「卸・小売り」では外国部学部の割合が比較的高い。
なお、「その他」に分類されているのは、サービス業、医療・福祉、電気・ガス等であり、総合人間科学部が多いのは、看護学科生の大多数が医療系に進むことによる。

1-6-3 進路状況(大学院)

就職希望者のうち就職した大学院生の割合は昨年より6ポイント下がった。これは大学院生のうち、高い割合を占める留学生が、2020年度のコロナ禍で入国が遅れ、日本での就職活動スケジュールに出遅れてしまった影響とみられる。

大学院・文系:理工学研究科以外の博士前期課程、修士課程
大学院・理系:理工学研究科博士前期

1-6-4 国家公務員等試験合格者数

2022年度までの直近10年間においては、各試験とも多少の増減があるものの、一定の合格者を輩出している。看護師、保健師資格は、看護学科の完成年度となった2014年度より合格者が出ている。
また、助産師は、助産学専攻科の1期生が修了した2016年度より統計を開始した。

1-6-5 東証プライム上場企業への就職状況

民間企業へ就職した学生の内、東証プライム企業への就職は、学部文系27.6%・学部理系37.3%・理系大学院で56.0%となった。
2021年度までは東証一部上場企業への就職者数、2022年度からはプライム市場上場への就職者数をカウントしている。プライム市場の上場企業数は一部上場企業数より少ないため(※)、学部では上場企業者の就職割合は低くなっている。

※2022年3月の一部上場企業数2176社、2023年3月のプライム上場企業数1834社

1-6-6 進路に関する満足度

進路に関する満足度については、進路届の任意の回答項目となっていたが、2020年度より必須項目とした。「満足」あるいは「やや満足」と回答したのは、学部生で86.3%で2.5ポイントの増、大学院生で82.9%で4.6ポイント増となっており、全体的な満足度は前年度を上回った。
留学経験者の就職満足度は特に高く、88.1%となっている。

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