1-3 上智大学 研究
1-3-1 論文
書誌・引用情報データベースであるScopusへの収録論文について、研究分析ツール SciVal(ELSEVIER社) を用いて推移をプロットした(データ抽出日:2025年10月21日、ドキュメントタイプ:「Articles」「Reviews」「Conference papers」「Books」「Book chapters」に限定)。
1-3-2 知的財産
国内外の特許出願件数は、直近3ヵ年は、年間で約25件のペースで推移しており、安定的かつ継続的に知的財産の創出に取り組んでいる。近年は、企業との連携による特許ライセンスの実施に加え、大学発スタートアップの創出支援にも注力しており、研究成果の産業界での活用機会が広がっている。
特許登録件数の研究分野別の内訳を見ると、従来から強みを持つナノテクノロジー・材料分野が依然として多数を占めている。一方で、情報通信やライフサイエンス分野における登録件数が近年増加しており、研究領域の多様化が進んでいる。
1-3-3 学内研究費
1-3-4 学外研究費
本学に所属する研究代表者による研究課題の件数と研究費配分額の推移を示している。
科学研究費助成事業(科研費)は、人文・社会科学から自然科学まで、基礎から応用に至る幅広い分野の独創的・先駆的な学術研究を支援する、日本最大の競争的資金制度である。2024年度は、継続課題も含めた件数は前年より減少したが、研究費配分額は大きく増加した。新規課題について見ると、申請件数・採択件数はともに増加し、採択率も上昇している。
受託研究・学外共同研究や奨学研究寄附については、社会・経済情勢や研究の進捗状況等の影響を受けて年度ごとに変動があるが、産官学連携を組織的に推進している結果が、受託研究・学外共同研究の件数の増加傾向に表れている。