2023年度 上智大学卒業後動向実態調査
2013年度、2018年度、2020年度の卒業生の皆さまにご協力いただいた卒業後動向実態の調査結果です。卒業生全体の17.7%にあたる986名の卒業生にご協力いただきました。調査結果については、学内の各部門に共有し、教学方針や学生生活支援等の検討材料にしています。
報告書
概要
- DPについて、卒業から年がたつと「身についたと思う」が低下する。「身につけるべきものだと思う」が「身についたと思う」を大きく上回る。
- DPが「身についたと思う」は学部によって差があるが、「身につけるべきものだと思う」は学部間の差がほとんどなく高スコア。
- DPにないが必要な能力の多くは職務などの経験を通して身につけてきた。
- 教育目標として掲げられている項目は概ね高められた。項目によって少し差がある。
- 第一志望で入学した卒業生が多く、第一志望比率は学部によって大きく差がある。
- 上智大学で自分の将来に必要な学びを得ることが概ねできた。学部間の差も大きくない。
- 留学経験は4割程度。
- 留学理由は「海外生活を経験したい」「自国では学べないことを学びたい」「語学力を身につけたい」が多い。
- 大学での成長実感は高い。若い世代のほうが若干成長実感を感じている。学部によっても多少の差がある。
- 力を入れたことは「人との交流」がトップ。「専門分野の勉強」「教養を身につけるための勉強」も多い。
- 「力を入れたこと」の回答パタンで4クラスタに分類。特別入試が高活性クラスタの比率が高い。神学部、外国語学部、FGS、FLAが高活性クラスタの比率が高い。
- 全体のNPSは29.2。目標の40を超えているのは1学部のみ。学部による差が大きい。
- 推薦入試のNPSが高い。高活性クラスタのNPSが高い。
- 在学時の成長実感が高いと推奨者になりやすい。成長実感が低くても、キャンパス環境・学生サービスに不満なく、必要な学びが得られれば推奨者になりやすい。
- 転職・離職の経験は2020年卒は1/4程度。2013年卒は半数以上。
- 現在の職業は卒業年によって大きな違いはない。
- 理工学部は専門分野と直結した職業に就いている卒業生が多い。神学部・外国語学部・FLAで希望の職業とのミスマッチが若干多い。
- 就業形態は卒業年によって大きな差はない。職位については卒業年に従って上昇している。年収も卒業年に従って上昇する。
- クラスタ別にみると、努力最小限クラスタの年収がやや高い。
- 学部別にみると、法学部・経済学部。理工学部がほかの学部より年収が高い傾向にある。FLAは二極化している。
- 年収が高いとキャリアパスの満足度も高い。
- 入試区分による満足度の差はない。高活性クラスタの満足度が高い。
- DPがもっとも身についたとするFLAのキャリアパスの満足度が若干低い。
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