リビンググループ制度
リーダーが経験するのは、困難な問題や高い壁に向き合うこと、乗り越えて得る信頼や感謝。
そしてその先にある大きな成長。
祖師谷国際交流会館とアルペ国際学生寮は、いずれも国際寮として運営され、多様なバックグラウンドを持つ学生たちが暮らしています。この2つの寮では、寮生が多様性の中での共同生活を通じて人間的成長を果たすために、基本的な生活コミュニティとしてリビンググループが形成されており、各グループにはリビンググループリーダー(以下LGL)が任命されています。LGLは寮生代表として、新寮生の入寮サポートをはじめ、寮内での様々な学習会や交流イベントの企画等、寮文化の醸成に貢献しています。こうした活動を通じて、リビンググループリーダー自身も成長できるように、リーダーとしてのスキルを身に着ける研修機会も提供されています。
LGL研修
各学期に、LGLとして活動を開始するにあたり、研修が開催されています。LGLとしての心構えやリーダー活動に役立つスキル(コミュニケーション、チームビルディング、プロジェクトマネジメント等)について、講義、グループワークやプレゼンテーション等を交えて学びます。それに加えて、当該学期中に実施する学習会やイベントの企画、計画、準備などの時間も設けられています。
上智大学寮全体の連携、交流
リーダー慰労会
学期末には、各寮のリーダー達に対して、活動への感謝と労いのために、大学主催でリーダー慰労会が行われます。上智大学の直営寮や専用寮も含め各寮のリーダー達が集い、各寮の活動報告もなされ、リーダー活動のノウハウを共有するなど交流の機会にもなっています。
直営寮企画実行委員会
各寮(枝川寮、祖師谷国際交流会館、アルペ国際学生寮)の代表やLGLが連携して実行委員会を結成し、寮生のニーズにあったイベントやセミナーなどを企画実施しています。3直営寮の寮生が協働することで、日頃自身が生活している寮以外の寮生とも仲間になる機会が増えます。また、3直営寮の協働が生むより多様な学生が集う環境の中で各リーダーが活動する経験を通じて、将来に向けて社会人基礎力も身に着けることを期待しています。
LGLになるには
LGLは学期単位で活動を行います。活動を継続するメンバーも新規のメンバーも、立候補により受け付けられ、選考の上、学生センター長が任命します。