上智大学と、スイスのジュネーブにある国際・開発研究大学院(The Graduate Institute of International and Development Studies: GI)は、2019年から学士・修士5年プログラム(以下3+2プログラム)を開始しました。

The Graduate Institute of International and Development Studies（GI）

　スイス・ジュネーブの中心地にあり、数多くの国際機関職員や外交官を輩出してきた大学院として世界的に知られる大学院大学です。国際関係学、国際法、歴史学、経済学、人文学や開発学などの幅広い専攻分野を提供し、世界中から国際協力や国際関係分野に興味のある学生たちが集います。また、国際機関やグローバル企業が数多く集まる立地であり、それらのインターンシップに参加できる機会も多いくあります。

3+2プログラムについて

　本学学生は、上智大学の学部で3年間（または3年＋1学期）＋Graduate Institute(GI)の修士課程で2年間の、計5年間（または5年＋1学期）で学士の学位(上智大学)と修士の学位(GI)が取得できます。
　GIでの1年目は本学に在籍したまま「交換留学生」として留学し、留学中に履修した科目を本学で認定し、卒業要件を満たすことで本学の学士号が授与されます。GIでは、留学1年目に取得した単位を含め、2年間で卒業に必要な単位を取得し修士号の取得を目指します。また、GIの1年目は、本学に通常通りの学費を納め、先方での学費はかかりません。2年目に関しては、先方のFinancial Aid(学資補助)へ応募することが可能です。

対象年次

　本学全ての学部3年生(学部在学期間が休学を除き6学期目※秋入学の場合は5学期目)が対象。所定の要件を満たせば、文理を問わず全ての学生が出願することが可能です(一部プログラムにおいては学部で関連分野の習得が必要です)。

対象プログラム：下記6つのプログラム

Interdisciplinary Masters
(1)International and Development Studies
Disciplinary Masters ※本プログラムは、学部で関連分野を修得していることが必要
(2)Anthropology and Sociology
(3)International Law
(4)International Economics
(5)International History
(6)International Relations/Political Science

学内募集について

学内募集は留学開始前年の秋学期に行われます。具体的な募集時期や出願要項については、Loyola掲示板およびLoyolaダウンロードセンターで通知します。