日本語予備教育

受入内諾にあたって日本語能力が十分でないと判断された学生については、上智大学の言語教育研究センターで開講されている日本語語学コースを1学期間受講することが義務付けられます。そのうえで、上智大学の研究科が開講している専門科目を受講することが可能です。ただし、英語のみで学位取得可能な研究科で日本語能力が不要と判断された場合は、日本語語学コースを受講する必要はありません。
なお、ASCOJA(ASEAN元日本留学生評議会)の推薦による国費留学生については、日本学生支援機構(JASSO)東京日本語教育センターでの予備教育が必須です。この場合は、本学で研究を開始する前に6ヶ月間、JASSO東京日本語教育センターで日本語予備教育を受け、その後上智大学に入学して研究科が開講している専門科目を受講します。

最初に所属する課程・身分について

通常、国費大使館推薦枠で採用された留学生は研究生として入学することになります。
来日前に希望する研究科の正規課程の入学試験に合格すれば、初めから正規生として入学することは可能ですが、ほとんどの留学生はまず研究生として入学しています。
その主な理由は、学費の納入にあります。来日前に正規課程の入学試験に合格した場合、入学手続の締切は国費留学生の採用の発表前であるため、私費留学生と同様に、いったん学費を全額負担する必要があります。その後、上智大学の国費留学生として正式に採用されれば、納入した学費は入学後に返金されますが、国費留学生として採用されなかった場合や、上智大学以外の大学に配置された場合、支払った学費は返金されません。

修士課程・博士課程への入学について

上智大学の修士課程・博士課程入学試験では、願書提出時に卒業証明書や語学能力証明書の提出を求める場合があります。来日後に修士課程または博士課程への進学を予定している方は、事前に入学試験要項をよく読んで、自国で予めこれらの書類を準備することをお勧めします。

各種情報

上智大学大学院の入学試験情報 / Admission information for Sophia graduate programs

上智大学の大学院情報 / Information of graduate programs