文学部 ドイツ文学科 3年(実習先:チェコセンター東京 )

2022年度「グローバルインターンシップ(短期)」参加

チェコセンター東京様での実習に参加

私は、ドイツに留学した際に日本の美術や映画がきっかけで交友関係が広がった経験から、文化が人に与える影響力の大きさを実感しました。将来は欧州でのグローバルビジネスに携わりたいと考える中で、国の文化や魅力をより多くの人に広めるためにどのような働きかけができるかを理解したいと思い、チェコセンター東京様でのインターンシップを志望しました。

チェコセンター東京様は、チェコ文化の広報活動を行うチェコ共和国外務省の外郭団体です。実習では、公式ウェブサイトに掲載する文章やプレスリリース資料作成、翻訳作業や展示会・イベント準備など多岐にわたる業務に携わりました。翻訳作業では、大学の講義で修得した翻訳の知識を活かすことができ、学びが実務においても応用できるということを認識しました。展示会に関しては、センター内で開催された写真展の準備と、写真展に来ていただいた方への対応を行いました。お客さまに関心を持って見ていただけるように展示レイアウトを工夫した結果、楽しんでいただけたことは大きなやりがいとなり、仕事をする上でのモチベーションの高まりを改めて感じることができました。

文化の情報発信といっても、実際にどのような業務を日々行なっているか実習前は想像がつきませんでした。しかし、イベントや展示会の準備からSNS運用や来客対応など、多くの業務に責任と誇りをもって取り組んでいる職員の方の姿に感銘を受けました。

インターンシップを通して、情報を効果的に発信することの難しさを感じるとともに、自分自身と向き合って働くことの意味を考える機会となりました。今回学んだことを活かして、今後の学校生活やキャリアにおいて自身をさらに成長させ、国内外で活躍できる存在になりたいです。

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