言語学副専攻(2013年度以前入学者対象)
基本情報
言語学研究とは
「ことば」は私たちの思考やコミュニケーションを可能にし、精神的・社会的活動を支える認知能力です。言語学は、ことばの仕組みや働きを音声・知覚・記憶など他の認知能力との相互作用、また社会、歴史、文化との関わりにおいて考察し、人間の心の仕組みと働きを科学的に解明する研究分野です。
教育の目的
主に外国語学部の学生が対象ですが、言語学に興味のある学生なら誰でも履修可能。言語には表面的な多様性の背後に、思いがけない共通性が潜んでいます。この多様性と普遍性の織り成す言語の仕組みを理解し人間精神の在り方を認識して、実践の場や研究の場で活かしていくのが言語学の目的です。
カリキュラムの特徴
「音声学」「意味論」「文法論」「日本語学」など言語学の基礎科目から「社会言語学」「応用言語学」といった応用科目、さらに日本語教授法、言語障害学、通訳関連まで総合的なプログラムを提供します。専門分野として研究したい場合は研究科目や演習科目を履修し卒業論文か卒業研究にまとめます。