ボランティアを始めたい人に
ボランティア・ビューローでは学生のみなさんの「ボランティアを始めてみたいという」気持ちを実行に移すサポートをしていきたいと考えています。
ボランティア活動に参加することで、自分自身の成長や学問の研鑽に繋がることも多くあります。ぜひ新たな一歩を踏み出してください。
ボランティアの情報を得るために
ボランティア・ビューロー掲示板
学生センター内のボランティアコーナーには外部から送付された募集情報が掲示されています。
ボランティア・ビューローメーリングリスト
学内外で参加いただけるボランティアや講座などの情報を不定期でご案内しています。Googleフォームで受付ています。対象は本学学生限定です。
ボランティア・ビューロー公式SNS
ボランティア・ビューロー公式X @SophiaVoluntではボランティア募集に関する情報を、上智大学公式LINEアカウント@sophia_lineではボランティア活動の報告をしています。公式LINE登録時にはカテゴリ「ボランティアに興味がある人へ」を選択ください。
社会福祉協議会・ボランティアセンター
地域の様々な情報が寄せられています。リーズナブルな参加費で講座や講習会を開催していることもありますので、問い合わせてみるとよいでしょう。センターによっては広報誌にボランティア募集情報や団体情報を載せている場合もあります。
活動分野
災害救助・被災者支援
被災者、被災地復興支援、災害に強い地域づくりなどで、募金活動や被災地での瓦礫の撤去、炊き出し作業、地域での防災活動などを行う活動。本学は千代田区と防災協定を結び、千代田区の後援で『災害救援ボランティア講座』を開催し、災害時の学生ボランティア育成をするなど、防災活動を推進しています。また、ボランティア・ビューローでは復興支援ボランティアとして交通費支援を行っています。
障がい者支援
自立支援施設(作業所など)、障害者支援のグループやコミュニケーションを目的としたグループに対して、学習やレクリエーション、外出の手伝いなどを行う活動。学内ではノートテイク、構内案内、教材に関係するサポートなどの支援を行っています。
学校教育・社会教育支援
公民館、社会教育館、コミュニティセンター、図書館、博物館、科学館、動物園、植物園などで、児童や外国人のほか、様々な人を対象にした教育支援活動。コミュニケーションを中心としたものから環境教育、パソコンの使い方、日本語教育など、自分の得意な分野で活動できます。
環境保全
環境を守るための活動。温暖化防止から食育まで幅広い活動を含む。山や川などを守る運動、リサイクル、省エネ運動などのほか、環境教育や有機農業などの奨励をしている団体もあります。
医療機関支援
病院内での案内、イベント支援、環境整備、通訳など病院からの要請を受けて実施する活動。本学では、病院の庭掃除、イベントに課外活動団体の派遣、病院バザー用品の収集などの支援を行っています。
高齢者支援
福祉センター、ホームなどでの高齢者支援活動。生涯学習やレクリエーション支援、外出の手伝、手芸や散歩、楽器の演奏、身の回りを整えるなど多岐にわたります。
国際協力
世界各地の様々な問題に取り組む活動。貧困、環境破壊、人権侵害など対象は様々。寄付や教育、交流、国内での理解を高めるための活動など多岐にわたります。
地域協力・町づくり
地域へのサポート、住民活動への参加などを行う活動。町に住む・働く・学ぶ人々が協力して、街づくりを目指す運動である。子ども・若者の居場所づくり、町のコミュニティづくり、町の担い手を育む、豊かな心を育むなどの活動があります。
学術・文化・スポーツ
学術・文化・スポーツの振興のための活動、教育活動、交流活動など。公式なスポーツ団体から国際大会での活動があります。
人権擁護・平和
国内外の人権問題、国や民族の関係改善のための活動。DVや差別、いじめ問題などの対応や、異文化理解のための運動などがあげられます。
活動方法
団体に所属する
ひとつの対象について深く学び、長く活動していきたい場合、時間をかけて人々と関係を築いていきたいという場合は、ボランティアの課外活動団体や所属したり、ボランティア団体や施設のボランティアスタッフになる方法があります。
短期・単発ボランティアに参加する
いろいろな経験をしたい、都合がつくときに都度ボランティアをしたい場合には、短期や単発のボランティアを申し込みましょう。復興支援ボランティアや期間限定のプロジェクト、イベント・外出の手伝いなど様々なボランティアがあります。
大学周辺でゴミ拾いをする
自主的にゴミ拾いを行なう課外活動団体や学生の皆さんに安全なゴミ拾いの道具を貸出します。
貸出物品:ゴミ拾い用トング、軍手、ゴミ袋、マスク、上智大学ビブス(着用は任意です)
貸出方法:予約不要。学生センター8番窓口にて貸出します。
活動のマナーと注意事項
ボランティア四原則
自分からすすんで行動する──「自主性・主体性」
ともに支え合い、学び合う──「社会性・連帯性」
見返りを求めない──「無償性・無給性」
よりよい社会をつくる──「創造性・開拓性・先駆性」
活動のマナー
- あいさつは基本。恥ずかしがらず、気持ちのよい関係を!
- 一緒に参加した友達とばかりではなく、ボランティア先の人たちとの交流を大切に。
- 約束は守ること。どうしても時間に遅れたり、欠席したりする場合には事前に電話を。
- 分からないことは遠慮しないで聞くこと。活動は積極的に、自主的に。
活動を続けるコツ
- 自分の生活にあったペースで無理なく。
- 相手の立場を尊重する。違いを認め合いつつ、共通の目標が何かを常に忘れないこと。
- ボランティアは相手がある活動であり、責任が伴うということを忘れずに。
注意事項
- ボランティア保険に加入しましょう。地域のボランティアセンターで取り扱っています。主催団体で加入手続きをしている場合もありますので、事前に確認してください。
- 活動内容や条件をよく確認し、主催団体側と合意した上で活動を開始してください。
- 活動に参加する前にも、参加してからも、団体や活動内容に以下のような点がないかどうかきちんと確認しましょう。
政治的・宗教的活動を目的とするもの(勧誘を伴うようなもの)。
深夜の活動その他、学生生活に支障をきたすと思われるもの。
本来は有資格者によって行われるべきもの。 - 以下のような活動については、自分に責任がもてるかどうかよく考えてから申し込みましょう。
車の運転やキャンプなど、危険を伴うことが予想されるもの。
ベビーシッターや病人の介護など、人命にかかわることが予想される活動。
対個人のボランティア(障害をもつ方の送迎など)。
施設のスタッフなどの管理下ではなく、1対1で相手に責任をもつことになるような活動。