1-3-1 論文

書誌・引用情報データベースであるScopusへの収録論文について、研究分析ツール SciVal(ELSEVIER社) を用いて推移をプロットした(データ抽出日:2023年10月11日、ドキュメントタイプ:「Articles」「Reviews」「Conference papers」「Books」「Book chapters」に限定)。

1-3-2 知的財産

国内外の特許出願件数は、直近3ヵ年は、年間で30件程度の出願を行っており、従来よりも高い件数を維持している。学外との大型の共同研究の進捗等が出願に結びついていることが理由として挙げられ、海外への出願機会も増えている。特許登録件数については、年度によるバラつきはあるものの、出願件数の増加とともに、今後中期的には、増加傾向を示すことが予想される。
特許登録件数の研究分野における内訳について、従来はナノテクノロジー・材料分野が多かったが、情報通信分野やライフサイエンス分野の特許登録件数が増えるなど、研究分野における広がりが顕著になっている。

1-3-3 学内研究費

1-3-4 学外研究費

「研究代表者が本学に所属する研究課題」の件数と研究費配分額の総額の推移を示している。
科学研究費助成事業(科研費)は、人文科学、社会科学から自然科学までの全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる独創的・先駆的な「学術研究」を対象として支援する我が国最大の競争的資金制度である。2022年度は昨年度大きく影響したコロナ禍による件数・金額の減少を経て、新規課題の申請件数・採択件数が回復の兆しを見せ始め、それにともない継続課題も含めた全体の件数・金額も昨年度と比較して増加傾向となった。
受託研究・学外共同研究や奨学研究寄附については、社会情勢や経済情勢、あるいは研究の進捗状況等の影響を受けるため年度ごとにその増減が生じるが、産官学連携を組織的に推進している結果が受託研究・学外共同研究の件数の増加傾向に表れている。