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はじめに

オンライン企画展開催にあたって

 上智大学は開学以来、「国際化」を指向してきました。その一翼を担っていたのが学生寮です。戦前に設立された当初の学生寮は、カトリック信徒の子弟だけでなく他大学の学生、外国人をも受け入れる多様な交流の場でした。のちの敗戦後の混乱期、学生運動を経た学生寮は、舎監長であるイエズス会神父の監督のもと、学生による自治を重んじる組織となっていきます。そして、1970年代から大学の「国際化」がふたたび意識されるようになると、学生寮は国際交流の場、国際社会で活躍するリーダー養成の場と位置づけられるようになり、現在に至ります。
 今回の企画展「学生寮100年」は、本学創立当初から学生寮として使用されていた建物が1920年に「聖アロイジオ塾」と名付けられてから100年が経過したことを記念し、企画しました。学生寮の歴史を、「国際化」・「カトリック教育」・「学生自治」の3つのキーワードを軸として紹介します。

CONTENTS

第1章 国際化の原点

第1章
国際化の原点

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第2章 智会館の日々

第2章
上智会館の日々

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第3章 そして新たな時代へ

第3章
そして新たな時代へ

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おわりに

おわりに

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学生寮関連年表

本展示で使用している資料の閲覧利用について

今回の展示資料を書籍などで利用する場合は、ソフィア・アーカイブズに必ずご連絡下さい。
また、資料番号が付いている資料はアーカイブズで閲覧可能です。

連絡先:上智学院ソフィア・アーカイブズ
sophia-archives-co@sophia.ac.jp